審査に落ちてしまった理由

住宅ローンの相談を受けていると根本的にどうしたら良いかわからずに、安易な発想で提案する営業マンが多い。その営業マンの指示に従っても問題が解決せず、弊社に相談に来られる方がいる。やみくもに審査に出して未来を潰してしまう営業マンも一定数存在する。今回も適当なアドバイスをされて上手くいかず、相談に来られたケース。

住宅ローンの事前審査に出したけど通らなかった。今回の理由は大きく2点。1点目は借入過多。2点目は原因不明。
借入過多については、現在進行形のものはやはり借入先含め厳しくみられる。
2点目は戸籍の附票をお求められたケース。これは本人にも全く理解ができないとのことだった。

 

根本的解決とは
この2点を見つめ、話をお客様に聞いてみるとご実家でトラブルに巻き込まれ自己犠牲になり悩みを抱えていることが分かった。
今回は奥様のご実家を立て替えて2世帯住宅を建てたいとの相談から始まったのだが、原因を聞きその当時の心理状況や背景を聞いていると2世帯住宅は避けた方が良いというのが私の結論だった。また、一度色んな意味でスッキリさせることが必要なんではないだろうか。そんな提案をした。

私自身は不動産業社だから購入いただきたかったり建てていただきたかったりと思うけど、今進めても幸せにはならない。そうとしか思えなかった。本当に求めているのは何だろうか。それを解決するのが営業何だろうと思う。もっと踏み込んで解決していける方法を探ろうと思っている。